産業用IGBTなどのパワーモジュールや通信基地局などの高発熱デバイスに対する放熱ソリューションとして、大型で高性能や高耐久なヒートシンクを取り扱っております。
サイズや環境など用途に合わせた各種製法により、最適な放熱ソリューションを提供いたします。
液状の合金を型に押し込み冷却して鋳造するダイキャスト製法は、一回の工程で正確かつ複雑な構造の製造が可能な製法です。
剛性や耐久性にも優れているため、大型で複雑な形状になりがちな産業用ヒートシンクに適しています。
利点複雑な構造が一度の製造工程で正確に製造できます。剛性と耐久性に優れます。大量生産にも適しています。
欠点金型コストがかかります。溶接などの後処理が問題になる場合があります。製造プロセスによって熱伝導率が低下します。
プレスフィット技術を用いたスタックドフィンも、大型ヒートシンクに用いることができる技術です。
大型なヒートシンクにスタックドフィンを用いることで、特徴である詳細なフィン構成や高い熱伝導率により高い冷却性能を発揮します。
スタックドフィンのページ
また風の方向性に左右されづらい特徴のあるピンタイプのフィンを、ネジ式にかしめるタイプのフィン構成も可能です。
屋外など更なる耐久性が求められる用途にはパウダーコーティングを施します。
パウダーコーティングは液体コーティングと比較した場合、摩耗、腐食、引掻き、および化学物質にかなりの耐久性および抵抗を有することが示されています。